入れ歯と噛み合わせの関係
入れ歯には、いろいろなタイプがあります。
小さな部分義歯から全ての歯をいれた総義歯まで…
当然、歯を抜いた場所に義歯は入るわけですが、やはり抜いた理由があるのですから。
歯を抜いた理由を知って義歯を入れていかなければいけません。
大切な自分の歯をなぜ抜かなければならなかったのか…
それは、むし歯だったという簡単なことではなかったかもしれないのです。
入れ歯のせよ、インプラントにせよ歯を失った理由を精査して歯を入れていかなければなりません。
それがわかれば、痛くない入れ歯、よくかめる入れ歯やよくかめるインプラントにつながっていきます。
キーワードはかみ合わせなんです!
入れ歯やインプラントを入れる前にバランスの良いかみ合わせを整えて入れていくことでいい結果が得られるのです。
口腔機能を健康を維持するために
80歳になっても20本以上の自分の歯を残そう!
歯科の健康目標がスタートした平成元年、当時の達成率は7%でした。
ところが平成28年度の達成率は、なんと52.2%という結果でした。
また平成28年度のお口の健康調査では過去1年間に歯科健診を受けた方の割合が52.9
%という結果でした。
これは、お口の健康と口腔ケアに対する意識の向上が数字となってあらわれています。
これからの目標は、多くの歯を残した結果さらに口腔機能を健康を維持していかなければいけません。
その一つは正しく『飲み込む』ことが出来る!です。
それには発声訓練や正しい姿勢で噛む練習が効果的ですし、それによって必要な筋肉を鍛えることができます。
お口周囲の筋肉や喉の筋肉を鍛えて健康寿命を長く維持していきましょう。
顎関節症の方はこんな症状があります。
顎関節症には…
アゴを中心にいろいろな症状があります。
アゴが開きにくい
アゴがなる
アゴが痛い
耳の下にコリがある
食事をしているとアゴが疲れる
もう一つ、アゴがはずれやすい。あくびをする時にアゴがはずれてしまう。
下のアゴには左右二つの関節が耳のあたりにあります。
お口の開け閉めした時に耳のあたりを指で触れば動きを感じるところです。
あごの関節が正しい位置で機能して安定して収まる条件は歯の噛み合わせによって決定されることは知っていてください。
関節が左右にズレてしまったり、正常な位置より極端な沈み込みやアゴの傾斜でアゴがはずれやすくなってしまうことがあります。
歯磨きは何の効果があるのか・・・
歯みがきは、歯をみがき食べかすを落として歯を綺麗にすること。
ですが…
最近は歯みがきペーストにはフッ素が含まれているので、ブラッシングによる歯垢の除去だけではなくフッ素による歯の再石灰化およびむし歯の予防を期待できることが大切なポイントになります。
かつての様に歯みがきのイメージはブラッシングによるものだけでなく、最近は歯にフッ素を塗るという印象がつよいんですね。
このフッ素の含まれた歯ブラシペーストが偉大な効果をもたらしているのです。
これからは毎日の歯ブラシでフッ素を歯に塗り、定期検診でクリーニング時により予防効果がえられるフッ化物ブラッシングペーストで予防していきましょう。
口腔機能の低下って何?
若い年齢層の皆さんには、なかなか感じにくい事かもしれませんが…
お口の機能低下症の症状があるのです。
では若い方にとってのお口の機能ってどのようなことでしょうか?
それはお口の中、全体でしっかりと噛んで食事ができる。ということです。
もし、しみる、違和感がある、歯ぐきが腫れやすい、抜いた歯がある、同じ場所で食べる、肩がこる、首がこる…
このような症状はお口の機能低下症も疑ってみてください。
では年配の方の皆さまにとってのお口の機能低下症の症状とは…
むせる、滑舌の低下、お口の乾き、固いものが食べにくい、などが考えられます。
特に、むせる事はお口周囲からのど、肩周りの筋力の機能低下によるものです。
誤嚥性肺炎もここから起こるものです。
ご自身のお口の機能をあらためて考えてみてはいかがでしょうか?
オーラルフレイルを予防しましょう
グー パー グルグル ゴックン ベー!
グーは
目は、しっかり閉じて目玉は下方へ。口は閉じて口角を上げます。
パーは
目は、大きく開いて目玉は上方へ。口は、大きく開きます。
グルグルは
口は閉じたまま舌に力を入れます。口唇の内側を舐めるように回します。
ゴックンは
ここで溜まった唾をゴックンとん見込みましょう。
ベーは
舌の先に力を入れて、しっかりと前に出します。そのまま10秒キープします。
毎日繰り返し行ってみてください。
①脳の血流がUPして頭がスッキリ!
②唾液の分泌がUPでお口が潤います!
③舌の力で飲み込む力もUP!誤嚥予防に効果大です。
④フェイスラインもスッキリ!小顔効果も大です!
⑤オーラルフレイルの予防もバッチリです!
あなたは歯がすり減りやすいですか?
みなさんは、歯がすり減ることを知っていますか?
歯の硬さなんて意識することないですよね。
しかし歯の硬さには結構個人差があるのです。
簡単に言えば、硬い歯のひとと柔らかい歯のひとです。
この2つのタイプには、どのような違いがあるか説明しますね。
硬い歯のひとは比較的に噛み合わせのバランスがとれていない傾向があります。
それはなぜか?
硬い歯のひとは、歯がすり減らないからなんです。
逆に
歯が柔らかいひとは、噛み合わせ的に強い咬合力の歯はすり減るので自然に全体のバランスが合うのです。しかし長い年月を経過すればやがて咬合力が減少することによる痛みを生じることがあります。
はじめて来院された患者さまのお口の中の検査には、このすり減りのサインがとても診療の手がかりになるのです。
もしかしたら、病気になるサイン?~こなとき口腔機能の低下かも~
✅お味噌汁を飲むときにむせる
✅硬いたべものを食べるのが苦手になってきた
✅話していると聞き返されることが増えた
✅口が乾いて飲み物を飲むことが多くなった
✅食べこぼしが増えた気がする
これらの症状が気になってきたら口腔機能低下を疑ってください。
お口の健康には噛む機能維持、改善が必須なんです。
噛む力や飲み込む力が低下すると上のような症状が起こりやすくなります。
元気の基本であるお口の機能を大切にしたいものですネ!
学校歯科健診が行われました。
5月6月は、学校歯科健診が行われました。
結果は歯科検診票に記載され各自に渡されます。
したがって、むし歯有りとチェックがついた児童は、歯科医院でしかるべき処置や指導を受けて歯科医のサインをもらって学校に提出します。
定期的に歯科医院で検診を受けている児童は、かかりつけ医が状況を把握している場合、生え変わりの状況や成長過程によってはむし歯を処置しない場合も考えられます。
例えば乳歯が生え変わりによって抜ける間近の歯を治療する意味があるでしょうか?
もちろん食べ物が停滞するような状況であれば応急的に詰めることはあります。
また口腔衛生状態が良い場合、小さなむし歯を削ることがかえって、その後のリスクを上げてしまうこともあるのです。
子どもたちのむし歯は、かつての昭和の時代とは明らかに原因も程度も違うことを頭に入れておかなければいけません。
お子さんのうちから歯の予防を
小児歯科においても、基本は予防です。
とてもお母さんやお父さん方が注意をしていても、時にむし歯が見つかって治療をしなくてはならないときがあるのです。
ここで大切にしたいことは、お子様の心の問題なのです。
むし歯の意味やはなしを受け入れてくれれば治療を行うでしょう。
しかしお子様の成長過程においては、必ずしも治療が行えない場合だってあります。
大学病院や小児歯科専門の先生では治療を優先するためにお子様にネットでからだを固定することもあります。
このような手段によって治療が行われたとしても、お子様の心のダメージはどうでしょう?
お子様ひとりひとりの心の成長を十分に考慮して診療することが大切だと考えています。